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コラム
vol.1 病気と老化と活性酸素
エアナジー 活性酸素とは、電子を受け取ることで、より安定な状態になろうとする状態の物質を言います。ちょうど良い不安定さの酸素ですが、もし活性な状態となったものが、本来必要ではないところに発生したり、漏れだしてしまったときは、これはものすごい早さで手当たり次第に周りの細胞と電子の受け渡し、つまり反応してしまうのです。活性な酸素に電子を奪われた細胞(を構成している物質)は「酸化」され、また他の細胞から電子を奪うという連鎖的な反応を繰り返してしまいます。酸化させられた細胞は本来の働きができなくなったり、DNAが傷つけられたりします。このことが諸悪の根元であり、もしこれが野放し状態であれば、人間を含め全ての動物や植物は存在できないのです。

 マイナスイオン健康法というものでは、マイナスイオンにより活性酸素に電子を供給することにより、活性酸素を安定な状態とし除去しようとするものです。冷たい水しぶきが多いところや、機械により発生させたマイナス電位の高い空気を吸い込んで、体を少しでもマイナス電位(還元電位)とし、活性酸素を除去しよとするものです。深呼吸をするだけでも体(血液)のマイナス電位は上がりますので、疲れたと感じたら、できるだけきれいな空気のところで、深呼吸をすると良いと思います。10回から20回はゆっくりと深い深呼吸をすると良いです。

 生体にはもともと、余分にできた活性酸素を除去するSOD(スーパー・オキサイド・ディスムターゼ)という酵素を作りだし、重大な障害を未然に防ぐ能力が備わっています。SODは銅や亜鉛、マンガン、セレン、といったミネラルがどうしても必要です。しかし、残念なことにそのSODは約20〜25歳をピークに減少の一途であり、40歳では約半分となってしまいます。この頃から、除去しきれなくなった活性酸素がいわゆる「成人病」または「生活習慣病」の大きな原因の一つとなっています。。

 この細胞のDNA・血管・コラーゲン等様々な損傷を発生させ、病気のおよそ9割に関係するといわれる活性酸素の除去は、病気や老化の防止策として現代人の最重要課題と考えてられます。

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